医療レーザー脱毛 / 女性
医療レーザー脱毛とは
医療レーザー脱毛は、レーザーを使用して毛母細胞を破壊し、永久的に毛が生えないようにする治療法です。レーザーは黒い色素に吸収され、毛根部の毛を成長させる組織を選択的に破壊することで、新しい毛が生えるのを抑制します。レーザー脱毛による皮膚へのダメージは非常に少なく、安全で効率的な脱毛が可能です。
当クリニックでは、米国CANDELA社製の『GentleLASE PRO』を使用しています。この医療用脱毛レーザーは、安全性と効果が高く、永久脱毛効果が確認されており、世界各国で広く使用されています。
レーザー脱毛は医療行為に該当するため、医療機関でのみ実施され、医師または看護師が施術を行います。
こんな方にオススメ
- 毛深くて悩んでいる方
- 毎日のムダ毛ケアがめんどくさい方
- 自己処理を続けていたら、黒ずみやカサつきなど、肌が汚くなってきた方
- カミソリや電気シェーバーで剃っても、埋もれ毛や毛穴が目立つ方
- ムダ毛を気にせず、肌見せファッションがしたい方
- エステや脱毛サロンで脱毛をしたが、また生えてきてしまった方
- 今年こそ全身つるつるにしたい方
医療レーザー脱毛の効果
- FDAの永久脱毛効果
- GentleLASE PROは、FDA(米国食品医薬品局)により永久減毛が可能な装置として認可され、脱毛効果と安全性が高く評価された脱毛機器です。
- シミ・くすみのない、全身美白へ
- 医療レーザー脱毛で使用されるアレキサンドライトレーザーは、シミ治療や美肌治療にも用いられる機器を応用したものです。黒いメラニン色素に特異的に反応するため、脱毛効果だけでなく、くすみや薄いシミの改善にも優れた効果を発揮します。
- 脱毛で、肌のハリがアップ
- 医療レーザー脱毛で使用されるレーザーエネルギーは、毛の除去だけでなく、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリを改善します。施術を重ねることで、広がった毛穴が引き締まり、キメ細かくハリのある肌へと導かれます。
- 毛穴を引き締めて、毛穴レス肌へ
- 医療レーザー脱毛により、毛が除去されるとともに毛穴が引き締まり、肌のキメが整って、なめらかな毛穴レスの肌へと導かれます。
医療レーザー脱毛機の特長
- 安心・安全機器
- GentleLase PROは、FDA(米国食品医薬品局)により永久的な減毛ができる装置として認可され、脱毛効果と安全性が高く評価されている脱毛機器です。
- 大口径スポットでハイスピード照射
- 大型のスポットサイズ(直径18mm)により、非常に速いスピードで照射が可能です。広範囲も短時間で処理できるため、ランチタイムや少しの空き時間を使って、手軽に脱毛を行うことができます。
- 冷却装置によりジェルが不要で施術時間短縮
- ハンドピースの照射口付近から放出される冷却ガス(DCD:ダイナミッククーリングデバイス)により、皮膚の表面温度を瞬時に-21℃まで冷却できます。そのため、ジェルの塗布は不要で、塗ったり拭き取ったりする手間が省け、施術時間を大幅に短縮できます。
- 痛みが少ない
- ダイレクトクーリングデバイス(DCD)という冷却装置により、レーザー照射の瞬間にコンピュータ制御でガス式の極低温冷却スプレーが一瞬で噴射され、脱毛に必要な冷却が非常に短時間で行われます。この冷却効果により、やけどを防ぎ、痛みも軽減されます。従来機種に比べて痛みが大幅に軽減され、よりスピーディーな施術が可能になりました。
- 肌へのダメージが少ない
- 黒い色素に吸収されるレーザー光は、表皮や周囲の組織にダメージを与えることなく、毛根のみを選択的に破壊します。ダイレクトクーリングデバイスの冷却ガスが肌を守り、レーザー照射によるダメージを最小限に抑え、痛みや赤み、腫れなどの副作用が起こりにくくなっています。
しくみ
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毛のしくみ
毛根の一番下にある膨らんだ部分を「毛球」と呼び、この毛球内の「毛母細胞」が栄養を取り込み、毛の成長を促進します。「毛母細胞」への栄養供給を行うのが、毛球の先端に位置する「毛乳頭」です。毛乳頭には毛を成長させるための栄養を運ぶ毛細血管が豊富に存在します。
「毛を抜く」行為では、毛そのものは直後に抜けますが、毛を作る毛母細胞や毛乳頭は残っているため、新たに毛が再生され、再び成長を始めます。 -
医療レーザー脱毛のしくみ
医療レーザー脱毛の光は、毛の黒い色素(メラニン)にのみ反応します。レーザー光が照射されると、毛根のメラニン色素に吸収され、そのエネルギーが熱に変わり、毛を成長させる毛根や毛乳頭を破壊します。破壊された毛根では、再び毛が成長することができなくなります。
レーザー光は毛根と毛乳頭にのみ作用するため、肌表面を傷つけることはありません。これにより、敏感肌やアレルギーのある方でも安心して受けることができます。
毛周期と脱毛時期
照射効果があるのは、「成長期」の毛だけ
毛は「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルを経て生え変わり、このサイクルを毛周期と呼びます。それぞれの段階で毛の長さや成長速度が異なります。レーザー脱毛後にすぐに抜け落ちる毛と、しばらくそのまま伸びる毛があるのは、これらの毛が異なる毛周期の段階にあるためです。
レーザー脱毛の効果があるのは「成長期」の毛に限ります。この時期の毛はメラニン色素が濃く、レーザーが毛根にしっかり届いて効果的に脱毛します。退行期の毛は色素が薄く、水分量が減少しており、レーザーに反応しにくく、毛根もしっかりと根付いていないことが多いため、効果が薄くなります。
また、体表に出ている毛は全体の約1/3に過ぎず、残りの約2/3は「休止期」にあり、皮膚の下で次の毛が準備されています。成長期の毛を処理しても、休止期の毛が新たに成長し始めるため、複数回の照射が必要です。
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毛が成長している 〈成長期〉
毛は毛母細胞の分裂により成長を始め、成長期が始まります。成長期が進むにつれて、毛は次第に伸びて太くなります。
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毛の成長が止まる 〈退行期〉
毛球が縮小し、毛母細胞の細胞分裂が減少することで、毛乳頭と毛母細胞の位置が離れていきます。残った毛根は次第に押し上げられていきます。
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毛が抜け落ちる 〈休止期〉
毛と毛乳頭が完全に離れ、毛母細胞での細胞分裂が停止すると、毛は休止期に入り脱毛が始まります。この時、毛乳頭は球状になり、皮膚の中で休止状態になります。
医療レーザー脱毛のメリット・デメリット
メリット
- 痛みが少ない
- 肌へのダメージが少ない
- 施術スピードが早く、広範囲も短時間で脱毛できる
- 毛穴が引き締まる
- くすみが除去され、ワントーン明るい肌になる
- ハリやキメが改善し、つるすべ美肌なれる
- 自己処理から解放され、黒ずみや肌荒れがなくなる
デメリット
- 定期的な照射が必要
- 毛周期に合わせて脱毛する必要があるため、 完了まで一定の期間が必要