CLOSE

月経移動

月経移動とは

月経移動ピルを使用することで、生理日をコントロールできます。ゴールデンウィークや夏休み、旅行、結婚式、大切な試験など、予定に合わせて生理を調整したい場合は、ぜひご相談ください。生理を早める方法と遅らせる方法があります。

生理を早めたい場合は、生理後1週間以内に受診してください。生理を遅らせたい場合は、生理予定の1週間前までに受診してください。土日祝日も診療しているので、気軽にご相談いただけます。

ピルで移動した月経も、自然に発生した月経と特に違いはなく、次回の月経も普段通りに来るので、心配する必要はありません。

こんな方にオススメ

  • 旅行の予定と生理がぶつかってしまう方
  • 結婚式と生理が重ならないようにしたい方
  • 大切な試験日に生理が重なる方
  • 夏フェスやハロウィンなどのイベントと 生理が重ならないようにずらしたい方

月経を移動させる方法

月経を早める方法
月経開始後2~3日目から、生理を避けたい日程の10日前までピルを服用します。服用終了後2~4日目から出血が始まり、約14日間の服用で月経予定を7~10日間早めることができます。月経を早めたい方は、できるだけ早く受診してください。

メリット: 月経を避けたい時期に薬を飲まなくて済むため、予定を自由に調整できます。

デメリット: 低用量ピルの場合、薬の服用期間中に少量の出血が続く可能性があります。
月経を遅らせる方法
予定生理の4~5日前から、月経を遅らせたい日程の最終日までピルを服用します。服用を止めてから2~4日後に出血が始まります。この方法では、1~2日後にくる予定の生理を遅らせることはできませんが、3週間以上遅らせることも難しいものの、より確実な方法といえます。排卵後にピルを内服するため、妊娠の可能性がないことが前提となります。

メリット: 正しく服用すれば、ほぼ確実に月経を遅らせることができます。

デメリット: ピル服用による副作用が出た場合、旅行日程や試験日が逆に辛くなることがあります。

普段から低用量ピルを内服している方は、月経を遅らせたい日程まで薬を継続して服用することで、次の月経を確実にずらすことができます。予定が決まり次第、早めの受診をお勧めします。

ピル内服の注意事項

ピル内服の注意事項
ピルは1日1回1錠をきちんと服用する必要があります。服用を忘れると、ホルモンのバランスが崩れ、不正出血が起こったり、生理が来てしまうことがあります。副作用としては、吐き気、だるさ、悪心、嘔吐、頭痛、乳房痛などが現れることがあります。