ウルセラリフト
ウルセラリフトとは
ウルセラシステムは、これまでリフトアップ手術でしか治療が難しかった皮膚の最も深い部分にある筋膜(SMAS)からリフトアップを行える、唯一のたるみ治療機器です。
たるみの主な原因は、皮膚と脂肪層を支える土台である筋膜(SMAS)のゆるみや衰えにあります。そのため、SMASの引き上げは、たるみ治療において最も重要なポイントです。
ウルセラは、超音波の力を利用して、メスを使わずにSMASを引き上げることができる画期的な治療機器で、リフトアップ手術に匹敵する圧倒的な効果を発揮します。治療効果は約1年間持続し、マシン施術の中でも特に長期間にわたり高い満足度が得られます。
さらに、治療後のダウンタイムがほとんどないため、施術直後から普段通りの生活が可能です。また、ウルセラは米国FDA(米国食品医薬品局)において、初めて「リフトアップ効果がある医療機器」として認証された唯一の医療機器です。
こんな方にオススメオススメ
- まぶたのたるみが気になる方へ
- 目の下のたるみが気になる方へ
- 肌のハリを高めて、頬のたるみを引き締めたい方へ
- 口元のたるみを引き上げたい方へ
- あごの下のたるみやもたつきを解消したい方へ
- フェイスラインのたるみを引き締めて、シャープに整えたい方へ
- 手術や糸を使う治療には抵抗がある方へ
ウルセラリフトの特徴
- 筋膜(SMAS)をピンポイント加熱
- 従来のたるみ治療は光やレーザー、高周波による皮膚の引き締めが中心でしたが、ウルセラリフトは超音波を用いることで、より深部にある筋膜(SMAS)にまで熱エネルギーを届けることを可能にした、最新のたるみ引き上げ治療です。
従来の超音波治療におけるエネルギー拡散による効果の半減という問題を、高密度焦点式超音波(HIFU)技術の応用により解決しました。超音波エネルギーを約1mm³の小さなポイントに集中させ、狙った部位だけに照射することが可能になったのです。
さらに、照射ポイント周囲には正常な組織が残るため修復が早く進み、その過程で大量のコラーゲンが生成されることで、引き上げ効果が一層高まります。
たるみの原因となる筋膜(SMAS)は、通常のレーザーや高周波では届かない深い層に位置しています。しかし、超音波はこの深い層にまで到達し、筋膜(SMAS)をピンポイントで加熱することで、効果的なリフトアップを実現します。
- コラーゲンを増やして、リフトアップ
- 筋膜(SMAS)は、表皮や真皮よりも深い層に位置し、脂肪層と筋層の間にあるコラーゲンで構成された薄い膜です。この筋膜(SMAS)が衰えることが、たるみの大きな原因となります。
ウルセラリフトは、照射直後に点状に加熱されたコラーゲンが立体的に3D収縮し、即時的なリフトアップ効果をもたらします。その後、約2か月かけて熱変性による真皮および皮下組織の修復が進みます。この修復過程で大量の新しいコラーゲンが再生成され、皮膚の厚みや弾力が増すことで、さらなるリフトアップ効果と小ジワの改善が期待できます。
コラーゲンが増加することで肌に弾力が生まれ、たるみの改善とともに、より若々しい引き締まった印象の肌へ導きます。
- コラーゲン生成に最適な温度
- コラーゲンを効果的に増やすためには、与える熱の温度が非常に重要です。40℃前後の低い温度ではコラーゲン生成の刺激にはなりますが、直接的に増やすことはできません。一方、80℃以上の高温ではダメージが強すぎるため、修復に時間がかかり、痛みや皮膚への負担が大きくなってしまいます。
ウルセラリフトは、安全にコラーゲン生成に最適な60〜70℃の温度に到達することが可能です。さらに、1.5mmの浅い層から、他の治療では届かない4.5mmの深い層までしっかりと熱を届けることで、確実に新しいコラーゲンを生成し、たるみを引き上げます。
- 安全性と効果を革新した、見える技術
- 超音波画像診断機能を搭載した高密度焦点式超音波は、ウルセラ社の特許技術であるDeepSEEテクノロジーによるものです。この革新的な技術こそが、安全性と高い治療効果を実現しています。
エコー画像を使用することで、真皮深層と筋膜(SMAS)層をリアルタイムで確認しながら、超音波エネルギーを正確に集束することが可能です。狙った層に効率よくエネルギーを届け、健常な組織にダメージを与えることなく、選択的にターゲット層へ超音波エネルギーを伝達します。
- 世界初、唯一FDA承認のリフトアップ
- ウルセラリフトは、2004年にアメリカで開発されました。開発段階からハーバードメディカルスクールやマサチューセッツ総合病院をはじめとする数々の医療研究機関で臨床実験が繰り返され、何万件もの臨床試験を経て、その有効性と安全性が立証されました。そして、FDA(アメリカ食品医薬品局)において、初めて**「眉毛のリフトアップ(Eye Brow Lifting)」**の効果がある医療機器として認可を受けました。
さらに2012年には、**「首とあご下のたるみ治療」の効果についてもFDAの承認を取得し、これまでの「小ジワ改善」や「皮膚の引き締め効果」にとどまらず、「リフトアップ(引き上げ)」**としての効果が認められたことは、非常に画期的です。
FDA承認の歴史
●2009年:「眉毛のリフトアップ」でFDA承認
●2012年:「首とあご下のたるみ治療」でFDA承認
ウルセラリフトの効果
- 上まぶたのたるみ
- 加齢とともに上まぶたの皮膚が垂れ下がり、目にかぶさることで奥二重のような状態になることがあります。上まぶたのたるみが進行すると、目が小さく見え、目の幅も狭くなりがちです。また、視野が狭くなることで目が疲れやすくなることもあります。
上まぶたのたるみに対しては、眉上やこめかみへの照射を行うことで、上まぶたを効果的に引き上げることができます。これにより、目元がキリッと引き締まり、目が開けやすくなって視界も広がります。
●2009年 眉毛のリフトアップでFDA承認●
- 目の下のたるみ
- 目の下のたるみは、真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少による弾力の低下、目の周りの筋肉(眼輪筋)の弛み、さらに下まぶたの脂肪(眼窩脂肪)が前にせり出すことで膨らみが生じることが原因です。これらの影響により目元のたるみが目立つようになります。
目の下のたるみには、下眼瞼に照射することで、目の下の膨らみを引き締め、肌のハリや小ジワを改善する効果が期待できます。
- 頬のたるみ
- 法令線が目立ってきた、あごのラインが弛んできたと感じる方は、頬のたるみが進行しているサインです。頬のたるみやシワなどの老化現象は、皮膚・脂肪・筋肉といったあらゆる層で同時に起こります。
ウルセラリフトは、これらの層を同時に治療することが可能です。頬のたるみを引き上げ、皮膚をしっかりと引き締めることで、法令線が浅くなり、顔全体がすっきりとした印象になり、顔痩せ効果も期待できます。
- フェイスラインのたるみ
- フェイスラインのあごの骨上に照射することで、フェイスラインが引き締まり、リフトアップ効果が得られます。フェイスラインがシャープに整うことで、顔全体がすっきりとし、顔痩せ効果も期待できます。
- あご下と首のたるみ
- あご下は、他の治療機器では効果を出すのが難しい部位とされています。ウルセラリフトは、あご下や首のたるみ、シワ、二重あごの改善に高い効果を発揮します。
●2012年 首とあご下のたるみ治療でFDA承認●
- 口元のたるみ
- 口角下のマリオネットラインや、口角が下がってへの字口になる口元のたるみは、あご下から両頬にかけて照射することで引き上げることができます。これにより、口元のたるみが改善され、すっきりとした印象の若々しい口元へ導きます。
- 肌のハリ、シワ、毛穴
- 3.0mmと1.5mmの浅い層を加熱することで、大量の新しいコラーゲンが再生成され、皮膚の厚みや弾力が増します。その結果、肌のシワや毛穴の開き、たるみが改善され、ハリのある滑らかな肌へと導きます。
- 小顔・顔痩せ
- ウルセラリフトは「リフトアップ」と「引き締め」に優れた効果を発揮します。頬やフェイスライン、あご下への照射によって顔の脂肪が引き締まり、たるみが引き上がることで、小顔効果が期待できます。
ウルセラリフトの信頼性と安全性
ウルセラリフトの信頼性と安全性と比較
2004年にアメリカで開発されたウルセラリフトは、開発段階からハーバードメディカルスクールやマサチューセッツ総合病院をはじめとする数多くの医療研究機関で臨床実験が繰り返され、何万件もの臨床データを基に有効性と安全性が立証されました。
臨床実験が行われた医療機関
・ハーバードメディカルスクール
・マサチューセッツ眼科/耳鼻科/マサチューセッツ総合病院
・ウェルマンセンター光線療法科
・ミネソタ大学系列スキン&レーザークリニック
・ノースウェスタン大学医学部
・カリフォルニア大学
その結果、ウルセラリフトはFDA(アメリカ食品医薬品局、日本の厚生労働省に相当する機関)において、初めて**「眉毛のリフトアップ(Eye Brow Lifting)」**効果を持つ医療機器として承認されました。
さらに、2012年には**「首とあご下のたるみ治療」**の効果もFDAに認められ、従来の「小ジワ改善」や「皮膚の引き締め効果」の範囲を超えて、「リフトアップ(引き上げ)」の効果が承認された画期的な機器となりました。
FDA承認の歴史
・2009年:眉毛のリフトアップでFDA承認
・2012年:首とあご下のたるみ治療でFDA承認